アルファサービスにてITチームでWebデザインやIT関連アドバイザーをしております YO です。
今回は長年の野望であった、壊れた(;_;)iPhoneを修理してみたのでご紹介したいと思います。
相棒・・・
経緯
時を遡る事数年前・・・
以前街角を歩いていたところ、それはもう盛大に転倒してしまい、ポケットに入っていたiPhoneが車道へ!そしてタイミングよく徐行してきた大きなワンボックスカーがめりめりと音を立てて私のiPhoneの上を通りすぎていきました・・・南無
ダメもとで生存確認(電源をON)と・・・
ダメだ・・・もうおしまいだぁ・・・・
しかしタップしてみると何かしらレスポンスがあります!(多分ロック画面)
い、生きてる・・・!
察するに液晶ユニット破損及び接続ケーブルが正常にささっていない状態ではないかとYOは考え、いつか自力修理をしてみようと野望を抱きました。
iPhoneの修理
Amazonのブラックフライデーの季節がやってきたのでふらふらとネットショッピングをしていたら。「いつか修理したい・・・」その思いをふと思い出し早速液晶ユニット+工具キットを購入しました。
ショップ口コミによると動画をみながら修理成功した方が多数のようです。イケるかも!
経験上こういったユニットは分解組み立ては専用の治具や器具が必要です。今回は工具付きの液晶ユニットセットを購入しました!
分解
という事で早速Youtubeで修理のプロの方の動画をみながら分解していきます。
まずは静電気対策ともろもろの保護にゴム手袋を装着!基盤等を扱う際は静電気などのサージ電流は天敵ですので対応しましょう!本当はリストバンドから地面に電流を受け流すアイテムが一番安全だと思うのですが、正直、衝動買いだったので今回はこれで!
では早速解体していきましょう!
専用の工具を買っておいてよかった。やはりネジ穴とユニット・基盤接続は特殊なものでした。
今回の機種はiPhone7+で、分解した際の感想として特徴は
- 星形、+、-の三種のネジ構成によりユニット分解組み立ての時の間違い防止
- 基板とケーブルが合わさったフィルム基盤?を多用し薄さを確保
- 基盤・ケーブルの接点はコネクタではなく絶縁・導電を駆使した粘着テープを多用し単純化
- 随所に防水・防塵用の粘着テープを多用しパーツ数の減量と薄型を可能としている
といった具合でした。
数年前の物とはいえ、さすが最新のモバイル機器の設計思想は想像を超えたものでした。
随所に組み立ての簡易化とパーツ数を抑えた薄型化に最適化された設計思想が伺えます。
組み立て
ということで、分解を追えたので液晶ユニットをセット!
いい感じです!
組み立ては分解とは逆工程でOKなので簡単にできましたが、絶縁・導電を駆使した粘着テープで設計されているので配置は慎重に・・・!
完成!
組み立てが完了して電源を入れると・・・
やったー!復活だ!大勝利ー!!
とい事で素人ながらがんばってiPhone修理をしてみました。
これで、突然の事故で失われた写真やゲームが復活できる(涙
個人的には最新機器の設計思想や使用パーツ類の確認ができて大変有意義でした。
コネクタやユニットの接続面に関してだけでも世界はどんどん進歩していますね!!
今回はあまり見る事のできないiPhoneの中身や設計についてみなさんにご紹介できればいいなと思ってご紹介しました!
これを機にIT関係に興味を持ってくれたら嬉しいなと思います!
今後アルファサービスのITチームは色々な事に挑戦していきます。ご興味があったら一度遊びに来てみてくださいね!
注意!!
今回はYOがある程度の専門知識があり作業を行いましたが、専門知識をお持ちでない方は大変危険(感電やバッテリーの爆発等)ですし、修理の時に破損する可能性は大です。
ですので、絶対に真似はしないでくださいね!!こういった状態になった場合は専門の修理業者さんに相談するのが安全・安い・安心です!よしなに!