今日の読み聞かせは『ばけねこ』
昔々のお話です。ある女の子が可愛がっていた猫のタマがいなくなりました。父親によると、年をとった猫はみな、「ねこみみやま」に行って、最期の時をむかえるとのこと。ですが、ねこみみやまに行った者はだれも帰ってきません。だから行ってはならない、と言われた女の子ですが、どうしてもタマに会いたいと山へと向かいます。ですが、途中で霧がわいてきて、道に迷ってしまいました。こまっていると、一軒の家の灯りが見えました。助けを求めたそのお屋敷は…。
少し不気味なお話です。暑くなってきたこの季節…少しぞわっとするお話を読んでみました。
『ばけねこ』杉山亮 作 アンマサコ 絵 ポプラ社